マシンカットに使用される材の内、半数以上がラミ
ネート材ではないでしょうか。
プレーン材で紹介したように、無垢故に木表面から
中心へ向かってひび割れが進行してしまうため、ラ
ミネート材では木表同士を内側に向けて接着して加
工します。
こうすることによって、お互いの割れようとする力
を吸収するため、ひび割れを最大限押さえることが
出来るからです。
しかしながらラミネートの歴史は浅く、本場フィン
ランドのラミネート加工工場で作成したラミネート
材が剥離を起こし、結果としてこの会社は倒産に追
い込まれたそうです。
国内でも、身近なものでは寄せ木の様な棚板がありますが理屈はほぼ同じです。
在来工法でも、柱や力の掛かる部分の梁や桁として集成材が使用されることがあります。では、何故力の掛かる部分に使用されるのか?

実は集成材には、無垢材では難しい安定性があります。
無垢材の場合、年輪の密度や育った環境によって1本1本強度のばらつきが大きいのでです。
もろく折れやすい材も有れば、極端に強い材もあります。もちろん平均的な強度の材も沢山あります。しかしながら1本1本折って試験をすることは出来ません。そんなことをしていたら製品が出来ないからです。
その点集成材は、死に節、抜け節などの強度上の欠点を切り落として、良質な部分のみを繋ぎ合わせることによって、どの材を取っても比較的強度が均一で材による当たりはずれが少ないのが特徴です。

建築基準の厳しい地域で建てることが出来るログハウスの条件の一つは、このラーミネート材です。

ラミネート材

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