いわゆる無垢材です。
カナディアンの場合、伐採した原木をヤード(工場)
若しくは、貯木場などで転がして置き、ゆっくりと
天日で乾燥させます。一定期間をおいた後ヤードで
樹皮を剥きチェーンソーで加工します。
特にカナディアンの場合は、加工に時間が非常に掛
かるため、屋根のない雨ざらしの状態で加工しなが
ら1段1段実際に組み上げ(仮組み)てゆき、加工
が完了するとコンテナに積載されますが、幾らか水
分が残っているため、現場に届く頃には若干のカビ
などが生えることがあります。
ポスト アンド ビーム(以下、ポスビ)は、基本的
にはカナディアンと同じ要領ですが、加工と組上げの際は屋根下で行われます。
マシンカットの場合は材のサイズが小さくなるため、強制乾燥してからログ材として加工されることが多いようです。しかしながら含水率を強制的に下げても、加工中に水分を含んだり、コンテナでの輸送中に蒸されたりするため、現場で組み始める前からひび割れなどが生じているケースもあります。
無垢材の特徴としては樹皮を剥くと急激に表面から乾燥するため、表面部分と中心部分での収縮率が変わるため表面から中心に向かって亀裂、ひび割れが生じます。また、乾燥が進むに従って反りや曲がりが発生します。
ですから、樹皮を剥く前にどれだけ水分を抜くことが出来るかによって、ひび割れ具合が違ってきます。
逆を言えば、ひび割れこそ無垢材の証といえます。
ログハウスに関しての注意点としては、ひび割れ部分から雨水が浸入しないように気を付ける事です。雨水を放っておくと、内部から腐食が始まるからです。