緑化でハードもソフトも優しくなる/名古屋市の建築設計事務所 建築創造舎アトリエK 一級建築士事務所

有限会社 建築創造舎アトリエK
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緑化でエネルギー消費を抑えCo2削減

緑化にも色々あります

最近では屋上緑化も注目を集めています。
太陽光発電にするか屋上緑化にするか・・・悩んで居る方も随分いることでしょう。

緑化は平坦な屋上に設置する「屋上緑化」、勾配のある屋根面に設置する「屋根緑化」、垂直な壁面に設置する「壁面緑化」があり、大きな都市部では一定の規模の緑化には補助金が出る場合もあります。

緑化を行うことのメリットは、建物に対する熱負荷の低減があります。
直射日光にさらされる屋根/屋上・外壁は、夏場はとても高温になり、室内の気温を上げます。しかし、日光を受ける部分に緑化を行うことで、直射日光は植物で緩衝され、植物が水分を吸い上げて大気に放出する時の気化熱で温度を下げる働きが大きく、光熱費を削減するハード面での効果が期待出来ます。

また、屋上緑化をすることで人が集まる場所に変わるソフト面での効果もあります。
これまで屋上と言えば洗濯物を干すか、雨漏りしたとき位しか行くことが無かった場所ですが、芝生を植えたり花や植栽を植えることで家族が集まる空間に変わります。
規模にもよりますが、小さなお子さんがいるご家庭では、物騒な外で遊ばせるより安全な場所になることでしょう。

しかしメリットばかりがある訳ではありません、勿論デメリットもあります。
例えば屋上緑化の場合、雨水を含んだ緑化設備はかなりの重量になります。最近では軽量土壌も開発されていますが、それでもかなりの重量になることは間違いありません。新築時に荷重を考慮した設計をしていれば別ですが、後から思い付きで設置するのは要注意です。特に屋上菜園となると土壌の厚みも増し、思った以上に荷重がかかります。そして植物の根はとても強く、「ど根性大根」でも話題になりましたが、根の成長と共に躯体や防水層を破壊してしまう力を持っていますので、根を遮断する工夫が必要です。
また、壁面緑化についても小さな虫が群がることがありますので、窓の付近に設置する場合のほか、隣家の状況なども考慮して苦情が来ないように注意が必要です。

建築創造舎アトリエKでも、お客様のご要望で屋上緑化を設置したお住まいがあります。
屋上に約20帖位の比較的大きな芝生の緑化を設置し、小さなお子さんが元気に遊んでいるようです。

DSC01346.JPG画像はCANADAのとある街にあるスーパーマーケットの屋根です。
平屋建ての切り妻屋根に屋上緑化・・・緑化というより雑草が伸び放題で、ヤギの親子3匹が暮らしていますが、水以外の食料は雑草で自給が成り立っているとのことでした。
ココまでいくと、とても魅力的ですね(苦笑

夏場の熱を遮断し、緑が目に優しく、心理的にも大きな効果がある緑化も、もっと普及して欲しいものです。