バリアフリーとは違うユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインについて考えて見ましょう。
『ユニバーサルデザイン』・・・テレビCMでよく見る(聞く)ようになりましたね。例えば車のCM、家電製品のCMで見かけませんか?
『ユニバーサル』を直訳すると「一般的であるさま」「全てに共通であるさま」「普遍的」、他に「宇宙的なさま」「全世界的」「万能の」などとなっています。 では『デザイン』を直訳してみると「建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること」となっています。
この『ユニバーサルデザイン』(Universal Design、UDと略記することもある)の発祥は、ノースカロライナ州立大学のユニバーサルデザインセンター所長であったロナルド・メイスが提唱した、バリアフリー概念の発展形・・・云々とあります。詳しくはwikiを御覧下さい。
ユニバーサルデザインの7原則として
1)どんな人でも公平に使えること。(Equitable use)
2)使う上で自由度が高いこと。(Flexibility in use)
3)使い方が簡単で、すぐに分かること。(Simple and intuitive)
4)必要な情報がすぐに分かること。(Perceptible information)
5)うっかりミスが危険につながらないこと。(Tolerance for error)
6)身体への負担(弱い力でもでもつかえること。(Low physical effort)
7)接近や利用するための十分な大きさと空間を確保する事。(Size and space for approach and use)
とあります。(以上、wikiから引用)
文章で表現すると何とも難い文章ですが、障害がある人もない人も、若い人も老いた人も、男性も女性も、どこの国のどんな人でも、誰でも使いやすいこと・・・と言う事ですね。
例えば海外旅行に行った事がある方、外国の空港やレストランでトイレに行きたいとき、何を頼りに探しますか? お店でトイレを探すときと同じ様な「人の形をしたマーク」を探しませんか? このマークも立派なユニバーサルデザインなんですよ。
UDの広義的な事は他のサイトを参照していただく事として、建築に当てはめて考えて見ると色々な考え方があります。
例えば住宅の場合で考えると・・・『え? 使うのは家族だけだけど。』って思いますよね。しかし核家族を想定してみても、大人と子供、性別や年齢も様々です。他にお祖父ちゃんやお婆ちゃんも同居していると更に幅は広がります。
そのときに、誰にとっても「使いやすい=住みやすい家」というのがユニバーサルデザインではないかと考えます。お年寄りや障害を持つ人が使いやすい・・・これだけでは、従来のバリアフリーと変わりません。
例えば、電灯のスイッチの高さを考えてみると、スイッチは以外と高い位置についている事があります。これを低くしてみたらどうなるでしょうか? 子供でも手が届きます。車椅子でも楽に操作ができます。手を上げる高低差が少なくなるので高齢者でも楽に操作できます。
皆に優しいと思いませんか?
ドアを引き戸にしてみると・・・ドアノブ操作が必要ないので子供でも開け閉めできます。ドアを手前に引く事が無いので車椅子でも使いやすいです。同じく高齢者も後ろに転倒する可能性が減ります。また、ドアの場合でも使いやすいように握るタイプからレバーハンドルにする事もユニバーサルデザインと言えます。
その他にも手摺を付ける、廊下や階段の幅を広く取る、段差を解消する、キッチンや洗面で腰掛けて作業が出来る、など色々あります。

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